栄養療法&PANS/PANDAS経過報告

栄養療法の経過報告としてこれまで記載しておりましたが、現在私が行っていることは、栄養療法だけの概念に留まらず、正直なんとご説明するべきなのか難しい内容となっております。

担当医にもその旨お伺いいたしましたが、治療法として明確にこれだというのはお伺い出来ませんでしたが、強いて言うならバイオ的治療

個人的な認識ですが、血液・尿検査、遺伝子検査、ウイルス・細菌検査など様々な検査より、身体を最適化する為に必要な栄養素などを摂取しつつ、害となる食品等をなるべく避け、体内の有害物質、細菌やウイルスを同時に対処する治療。

薬はもちろん、サプリメントやハーブなど様々なツールを用いて身体の不調を整える。従いまして、今後は表題の様な記載をさせて頂きます。

※PANDASの表記は正直必要ないかと思いますが、国内ではパンダスのみの考え方もまだ存在するので、検索される方が見つけやすい様に念の為記載させて頂きます。

さて、前回の投稿より随分と時間が経ってしまいましたが、そもそものこれらの治療法は短期決戦ではなく、長期決戦、少なくとも数ヶ月、年単位での治療及び観察が必要です。

様々なサプリメントを服用し始めてから4ヶ月以上経過し、当初服用に苦労したビタミンB郡も、今は必要量問題なく摂取出来るようになり、今後は高濃度のビタミンB(通常の約5倍)を摂取出来るよう調整中です。

ビタミンB郡とは、B1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチンの8種類の事をいい、神経伝達物質を作る過程において必要な栄養素です。

ナイアシンやB6、B12など、どれかだけを服用される方も多いと思いますが、8種類のビタミンB全てをバランス良く摂取する事が大切だと医師は仰っておりました。

※ビタミンB郡だけでなく、その他のビタミンやミネラル、DHAやEPA、たんぱく質なども当然必要になってきます。私が服用しているものは、過去の投稿に詳細に記載しております。

トゥレットを含め何らかの神経トラブルを発症している方は、ビタミンBが枯渇している事が多いとのこと。

また、ビタミンBは水溶性のため、体内に貯蓄が出来ず、疲れていると大量に消費してしまいます、だからこそ絶えず供給する

その結果、神経伝達物質の代謝も良くなり、また体力的にも余裕ができるそうです。

私自身はサプリメントの服用と並行して、現在抗ウイルス薬を約2ヶ月間服用しております。

抗ウイルス薬を服用しても、全く反応が無い人もいるようですが、私の場合は、抗ウイルス薬を服用し始めた頃から、やや体調に変化があり、音声チックの前駆衝動が数パーセントですが軽減した様な感覚があります(これまでに様々な治療を行い、チック症状が大きく改善した状態からの更なる改善です)。

様々なサプリメントも服用している為、必ずしも抗ウイルス薬の効果とは言い切れませんが、現在行っている治療法により多少なりとも改善しいるのではないかと感じています。

経過や今後の治療方針は、また変化がある際に投稿させて頂きます。

〈おまけ〉

不安や緊張、イライラやストレスなどによりチック症状が悪化する方は、画像の様なサプリメントやCBDオイル(CBDとは、植物の麻「ヘンプ」から採取される、カンナビジオールという物質、医療用大麻の合法成分)を服用することでリラックスし、その結果チックが出にくくなる場合もあるかもしれないと医師よりご提案を頂きましたのでご紹介いたします。

※CBDオイルは様々なメーカーより販売されておりますので、商品によりその効果も異なると予想されます。

画像の商品は一般の方が購入出来るかは定かではありませんが、私は病院より購入させて頂きました。

メーカーHPによると、睡眠障害のある方、興奮しやすい、ストレスが溜まりやすい方に効果がある様です。

主成分は、神経を落ち着かせるGABAやリラクゼーションを促すL-THEANINE、ストレスに対する抵抗力の増強効果があるアシュワガンダ(ハーブ)

医師の話では、過緊張を抑える効果があり、空腹時に服用することで30分~1時間後に効果が現れてくるとのこと

即効性があるため新学期が始まる時期や乗り物に乗る前など、頓服的な使用も出来るかもしれません。

同様の成分が入ったサプリメントは、ドラッグストアや様々な通販サイトからも購入可能ですが、サプリメントの効果はメーカーによりまちまちです、信頼のおけるメーカーの商品を購入するのが、より善い効果を実感できるかもしれません。