【開催報告】東北交流会 in 郡山



2025年10月11日(土)、福島県郡山市にて「東北交流会 in 郡山」を開催いたしました。
初めに自己紹介を行い、お互いのことを知るところからスタートしました。
アイスブレイクでは「ボードゲーム ito」を使用し、笑い声の絶えない和やかな雰囲気の中で、参加者同士の距離が一気に縮まりました。
その後の悩み相談・共有の時間では、お薬に関する話題が多く挙がりました。
「薬を選ぶのが難しい」「自分に合う薬が見つからない」といった声もあり、最終的には「実際に試してみなければ分からない」という結論に至りました。
私たち一人ひとりの経験が、これからの子どもたちのための前例となるのかもしれない――そんな前向きな気づきも得られました。
また、「嬉しいときや興奮したときにチックが強く出る」といったテーマでも活発な意見交換がありました。
「遠足の前のように、楽しみな出来事の前になるとチックが止まらない」というエピソードには、多くの方が共感されていました。
中には「もう見られても気にしない」と笑顔で話される方もおられ、その前向きな姿勢に勇気づけられたという声も聞かれました。
フリートークの時間では、皆さま思い思いに語り合い、時間を忘れて盛り上がる場面も多く見られました。
「来てよかった」「同じ悩みを共有できて安心した」といった感想も寄せられ、交流会を通して得られるつながりの大切さを改めて感じる時間となりました。
ご参加いただいた皆さま、そして遠方からお越しくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
東北交流会が、少しでも皆さまにとって安心できる場や、希望を持てるきっかけとなっていれば幸いです。
トゥレット症は、現時点では医学的に完治が難しいとされていますが、環境の工夫や生活上の工夫、お薬の調整などによって症状を軽減させることは可能です。
私たちは、希望を忘れずに一歩ずつ歩みを進めてまいりたいと考えています。
今後も東北交流会を継続的に開催し、さらに充実した内容を目指していきます。
次回は仙台での開催を予定しております。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
東北会幹事
大川原 里美