CBITトレーニングについてのご報告と、今後のご案内

こんにちは、トゥレット当事者会の谷です。

新年を迎えてから、ありがたいことに慌ただしい日々が続き、ブログの更新に少し間が空いてしまいました。

今回は、少し前のことにはなりますが、アメリカでCBITのプロバイダー向けトレーニングを受講した際のことについて、簡単にご報告させていただきます。掲載している写真は、そのトレーニングの際に撮影したものです。

写真に写っている、私の両隣にいる方々が、トゥレット症に対する行動療法の第一人者であるHimle先生とWoods先生です。長年にわたり、チック症・トゥレット症の行動療法の発展に尽力されてきた方々で、直接学ぶ機会を得られたことは、私にとっても非常に大きな経験でした。こうした学びを、日本の当事者やご家族の支援にどうつなげていけるかを考えながら、これまで活動を続けてきました。

CBIT(シービット:Comprehensive Behavioral Intervention for Tics)とは、ハビットリバーサルトレーニング(HRT)を中核とした、チックのための包括的行動的介入です。また、チックに対して有効とされている行動療法として、ERP(暴露反応妨害法:Exposure and Response Prevention)があります。これら二つの方法は、一般にチック症状に対する行動療法として位置づけられています。

現在、新規のお申し込みを中止させていただいているチックに対する行動療法の個人セッション(オンライン)につきましては、新年度(4月頃)より再開を予定しております。申込方法や費用などの詳細については、準備が整い次第、当会ホームページにて改めてご案内いたします。

お待ちいただいている方には、長らくお時間をいただいてしまい、心より申し訳なく思っております。一つひとつのセッションを大切に行うため、準備に時間を要している点について、ご理解いただけましたら幸いです。

また、日本チック行動療法研究会で現在進めている「親子で取り組むチックのオンライン行動療法プログラム:チックマネジャー」につきましても、新年度以降、RCT(ランダム化比較試験)における研究協力者の募集を検討しております。こちらについても、詳細が決まり次第、改めてお知らせいたします。

最後にトゥレット当事者会では、チック症・トゥレット症で困りごとを抱えている当事者やご家族が、少しでも安心して相談や支援につながれるような場を整えていくことを大切にしています。まだまだ十分とは言えない部分もありますが、できることを一つずつ積み重ねながら、活動を続けていきたいと考えています。
今後とも、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。