トゥレット当事者会とは

トゥレット症(トゥレット症候群)・チック症当事者とその家族のQOL向上、当事者の自立支援を目的とし、2019年8月11日に設立されたNon-Profit Organization : NPO/非営利組織です。

現在の主な活動は、当事者や保護者同士によるチックの悩み相談、情報交換を目的としたオンラインコミュニティ(LINEオープンチャット&Facebookグループ)の運営/コミュニティ参加者は延べ1366名(2024年4月)。チックに対する行動療法・認知行動療法(CBIT/ハビットリバーサル・ERP・呼吸法)の指導。全国でピアサポートを目的とした交流会の開催。トゥレット症チック症の啓発活動、治療情報の提供等。

代表挨拶

【トゥレット当事者会代表】

谷 謙太朗

Practitioner of Behavioral Therapy for Tic Disorders
チック行動療法 実施者(CBIT/HRT・ERP)
Certificate of Completion Tourette Syndrome – Behavior Therapy Institute (TS-BTI)

日本チック行動療法研究会所属

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私は幼少期に瞬きのような軽度の運動チックから症状が始まりました。中学生の頃には音声チックも見られるようになり、この頃にはすでにトゥレット症としての特徴が表れていたと思います。

その後、首振りなどの運動チック、突然の発声、体を叩いてしまう複雑運動チックや強迫的なチックなど、さまざまな症状を経験してきましたが、現在は複合的な治療により寛解しております。

これまでの学生生活や就労の場では、多くの壁にぶつかり、「この症状さえなければ」と悩んだ時期もありました。その経験は苦しいものでしたが、一方で、同じように困難を抱える当事者やご家族の姿を思うとき、私自身の歩みを無駄にしたくないという強い気持ちが生まれました。

私は、チック症やトゥレット症とともに生きる方々が、私と同じような苦しみを繰り返すことなく、自分らしく暮らし、学び、働き、そして望む未来を選べる社会を実現したいと思っています。そのために、正しい理解を広め、誤解や偏見を少しでも減らすこと、必要な支援や治療につながりやすい環境を整えることが、私に与えられた役割であり、使命だと考えています。

当団体はまだ小さな組織ですが、当事者の一人として、そして代表として、誠実に、地道に、一歩ずつ確かな変化を積み重ねていくことを大切に活動しております。微力ながら、社会に必要な支えとなれるよう尽力してまいります。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ご寄附のお願い

『トゥレット当事者会』の活動は、助成金や皆様のご寄附により支えられています。

弊会の活動にもしご賛同いただけましたら、あたたかいご支援、ご寄附を賜れれば幸いに存じます。

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■ 口座名義:タニ ケンタロウ(トゥレット当事者会代表)

ご寄附は、チック症・トゥレット症の啓発活動、交流会や講習会等のイベント費用など様々な活動に利用させていただいております。

※弊会は寄附金控除の対象団体ではありません、所得控除や税額控除の適用にはなりません事を予めご承知おき下さいませ。