トゥレット症啓発動画第6弾📹

いよいよ撮影も終盤、今回ご出演して下さった当事者は菊地くん25歳。

チック症発症は小学生の頃、中学にあがり汚言症など重篤な音声チックが発症し、トゥレット症(トゥレット症候群)と診断される。

撮影場所は菊地くんの母校、中学から高校まで6年間過ごした思い出の場所。

症状が酷く学校に行けないことも度々あったという、電車内での辛い体験から公共の交通機関に乗れなくなり、ご両親が学校まで毎日送ってくれたとの事。

恩師のスクールカウンセラー奈良先生と

重い症状がありながらも、沢山の先生やクラスメイトの支えの中、学校生活を送る

勉強は苦手だったが運動は好きで、体育を楽しみに頑張って学校へ行くことも

特にお世話なったスクールカウンセラーの奈良先生にもインタビューさせて頂き、当時のお話をお伺いする事が出来ました。

通学路を歩きながら当時を振り返る菊地くん。

辛い経験も沢山あったが、楽しい思い出もあったという、汚言症はトゥレットの症状の中でも特に理解され難い症状の一つです。

※汚言症とは意図せず突然発してしまう暴言や卑猥な言葉

離れていった友達もいたが、トゥレットであっても変わらず接してくれる仲間、そして沢山の先生方のお陰で高校を卒業する事が出来ました。

菊地くんの夢はスクールカウンセラーの様な仕事に就く事だとお話してくださいました、奈良先生のサポートがあったからこそ今の自分がある、自分も将来奈良先生の様に誰かの支えになりたいと。

私達トゥレット症当事者は1人で生きてはいません、家族や友人、職場の仲間、沢山の支えの中で暮らしています

症状が落ち着き自分の道を歩めるようになった時、その恩を社会に還元できたら素晴らしい事ですね。

動画の完成まで今暫くお待ちください、完成しましたらYouTubeトゥレット当事者会にUP致します。https://www.youtube.com/channel/UC71lJseHQoousOK_hWscWrA