大人になってもチックが残っていたらもう治らない?

答えはNOです!

大人になるまでに大概の方のチック症状がなくなる、軽快するなどといわれていますが、

そもそも「大概の方」ってどのくらいでしょうか?

トゥレット症(トゥレット症候群)の発症率は?

1000人に3人~8人

1000人に4人~15人

1000人に1人~30人

などと様々なデータがあるようですが、

大人のトゥレット症有病率に関して明確なデータはまだありません、しかし1000人に1人位ではないかという学会もあるようです。

つまりこの差が「大概の方」に当てはまるのかも知れません。

では大人になってもトゥレットの症状がある当事者は一生このままなのでしょうか?

私自身の経験を元にお話させて頂くと”NO”です。

完治するかというと、現段階ではYESとはまだ言えませんが(完治された方も中にはいます)、大人になってからでもトゥレット(チック症状)は十分に改善します。

その一例として私自身が明らかに改善しています

現在進行形で

そして、私の改善経験を元に同様の治療法をトゥレット症当事者に指導し、既に数名の当事者が著しい改善を示しています。

このブログを読んでくださっている方で

「もし子供のうちにトゥレットが治らなかったら?」

「もう20歳を過ぎているのに一向に良くなる気配がない…」

などと不安になっている親御さんがもしいらっしゃっても、焦らないで下さい、症状のピークも個々異なり、20歳を過ぎてからでも、30歳を過ぎてからでも十分に改善が可能です。

私はトゥレットにより10年20年と時を奪われました、そして同様の当事者を何人も知っています

それ以上に苦しんでいる方も

遠回りに見えた人生が、今は私のキャリアになっています、人生に決して無駄な事はありません

今を苦しんでいる当事者、ご家族の方大勢いらっしゃると思います

諦めないでください

人生はいくつになってからでも取り戻せます。