GABA(神経伝達物質)の摂取でチック症状が軽減!?

先月、栄養療法を指導して頂いている医師よりGABA(Gamma-Amino Butyric Acid)γ-アミノ酪酸という神経伝達物質がチック症状を軽減するのに効果があるとの事で、Quicksilver Scientific社(アメリカ)のリポソーマル GABAを摂取するよう勧められました。

GABA(ギャバ)とはアミノ酸の一種であり、ノルアドレナリンなどの興奮系ホルモンの放出を抑制し、副交感神経を亢進してくれる為、脳内の興奮を鎮め、不安や緊張を取り除き、自律神経を整えリラックスさせる効果があります。

また、血圧降下作用もある為、チック症・トゥレット症(トゥレット症候群)患者によく処方される、カタプレス(高血圧症治療剤)に似た作用もあるのかも知れません。

GABA自体に睡眠障害を改善する効果があるのですが、リポソーマルGABAにはL-Theanine(緑茶の葉中および抽出液中に含まれているアミノ酸の一種)も含まれている為、ストレスの緩和、疲労感の回復、睡眠の質の向上、起床時のスッキリ感もプラスされ睡眠障害をより改善します。

GABAは味噌や醤油、漬物、納豆、キムチなどの発酵食品、カボチャ、ナス、トマトやカカオなど様々な食品に含まれているのですが、発芽玄米には特に多く含まれているようです。

※リポソーマルGABAはネットでも購入可能ですが、提携している病院より購入した方がお安いようです。リポソーマルGABAを購入せずとも、日常の食生活からGABAを含む食品の摂取を心掛けてみるのも良いかもしれませんね。

- 使用の感想 -

リポソーマルGABAはリキッドタイプであり、CBDオイル同様に口内に数滴垂らし、舌下より血液中に吸収させます

毎朝晩、若しくはチック症状が辛い時に服用するとの事、私自身は現在基本的な栄養療法を検証している為、頓服の様な感じでたまに使用致しました。

リプソーマルGABAはドラッグストア等で見かけるサプリメントのGABAとは全く質が異なり、分子量が大変小さく、細胞に吸収されやすくなっている為、驚く程即効性があり、摂取後直ぐ(数分後)に脳の鎮静などの効果を感じれる時が度々ありました。

その他数名のトゥレット症当事者にも試してもらい感想を伺ったところ、半数以上の方が前駆衝動の軽減、チック症状の減少を実感していました。

※効果は個々様々であり効果のない方もおられました

1回の摂取により得られる効果の持続時間は約3~4時間くらいの印象、Quicksilver Scientif社の説明には一日の使用量の制限は特に記載されていません、長期的に毎日使用した場合、効果に変化はあるのか?トゥレットの症状は徐々に改善されていくのか?

どこまで効果があるのか現段階ではまだ不透明なのですが、試しに摂取した方の中には第三者から見ても明らかにチックが軽減した方もおり、その効果を期待したい所です、引き続き検証致します。

- GABAの研究論文(Pub Med) -

γ-アミノ酪酸(GABA)は、緑茶の葉や他の食品に含まれるアミノ酸の一種です。

いくつかの報告は、GABAが脳のタンパク質合成に影響を与え、記憶や研究能力などの多くの脳機能を改善し、自然発症高血圧ラットの血圧を下げ、人間にもリラックス効果をもたらす可能性があることを示しています。

しかし、その気分改善機能の証拠はまだ十分ではありません。この研究では、GABAの経口摂取が精神的ストレスの条件下で心理的および生理学的に人間の成人にどのように影響するかを調査しました。

63人の大人(28人の男性、35人の女性)が、2つの実験日に渡る無作為化、単一盲検、プラセボ対照、クロスオーバー設計の研究に参加しました。

100 mgのGABAまたはデキストリンをプラセボとして含むカプセルを試験サンプルとして使用した。

その結果、アルファバンドとベータバンドの脳波を含む脳波活動は、精神的ストレスタスクの負荷に応じて減少し、GABA摂取後30分の状態は、プラセボ状態と比較してこれを減少させました。

つまり、GABAはメンタルタスクによって引き起こされるストレスを軽減した可能性があります。この効果は、POMSスコアの結果とも一致しました。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22203366