トゥレットの為の認知行動療法/CBITによるトゥレット症改善事例

トゥレット当事者会ではチック・トゥレットの為の包括的認知行動療法(CBIT.ハビットリバーサル.呼吸法.ERP)のオンラインセッションを当面の間無料で行っています、今回はその改善の一例をご紹介致します。

2020年6月より、難治性トゥレット症(トゥレット症候群)当事者(30代女性)にセッションを開始しました。

ターゲットとしたチック症状は

・汚言症や叫び声などの音声チック

・目、頭、歯を叩く自傷系の複雑運動チック

・肩、手指の運動チック、顔面チックetc…

今回のメインターゲットは汚言症、その為に音声チックの為の呼吸法及び心理教育を中心に行う

CBIT(シービット)の指導もあわせて行い、ハビットリバーサル(習慣逆転法)・リラクゼーション法も取り入れ、包括的なセッションを実施致しました。

※CBITとは、Comprehensive Behavioral Intervention for Tics の頭文字、日本語でチックの為の包括的行動介入といいます、ハビットリバーサル(習慣逆転法)をメインとする行動療法です。

※ハビットリバーサル(習慣逆転法)とは、とても簡単に説明すると、チックを出したくなる時にチックと相反する動作(拮抗反応)を行い、そのチックをブロックするトレーニングです。拮抗反応を行い、チックをブロックし続ける事により、チック症状が軽減していきます。

セッションは計11回、CBITのマニュアルを基に実行

セッション①~セッション⑥は1週間おき

セッション⑦~セッション⑧は2週間おき

セッション⑨~セッション⑪は1ヶ月おき

トータル約5ヶ月間のセッションです。

画像はセッション毎に記録するチックの階層表です、画像がハッキリ見れない方はこちら↓

https://drive.google.com/file/d/1KhnhtNpjyD-F5wc4X5RCdik4BnNXDERp/view?usp=drivesdk

前駆衝動(チックをしたくなる衝動)と、それぞれのチックの生活の支障度を10段階で評価(10が最も悪い)

クライアントは難治性トゥレット症の為、軽快するまでやや時間がかかりましたが、セッションを重ねるごとに少しずつ改善し、その経過が階層表よりお分かりいただけるかと思います。

今回のクライアントは数年前にDBS手術を勧められる程の重傷者(YGTSS48/50)、セッション前は48よりかは低いものの、重症の部類のトゥレット症当事者であると思われます

セッション後のYGTSSは17/50程度、20未満は軽症の部類に入ります。

※YGTSSとはYale Global Tic Severity Scaleの頭文字、チックの重症度を測る指針、0がチックなし、50が最も重症です。

🌸当会のセッションを受けた当事者のご感想🌸

※トゥレットの部屋(Facebookグループ)より抜粋

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本日、谷さんからのご好意で行っていた認知行動療法のsessionすべて終わりました😊✨

正直本当に減るのかなーなんて‼️
半信半疑で行っていた認知行動療法がこんなにも減るなんて、、、自分でもビックリしています‼️

本当に、谷さん親身に色々聞いてくれてそして真剣に認知行動療法のことで私と向き合ってくれてありがとうございました😊

これからは、現状維持そして悪化させないように工夫しながら過ごしていきたいと思います😊

親まで気づくとこまで、軽減したこと心より嬉しく感謝です‼️

諦めない、自分を信じるって本当に大切ですね😊
改めて感じました^ – ^

1日1日を自分のペースで大切に過ごしていきたいと思っています😊

本当にありがとうございました😊✨

そして、session中は、私が記載してたのに対していいね👍やコメント📝みなさんありがとうございました😊

皆さんの反応も感謝しています^_^

谷さんをはじめトゥレットの仲間たちにもたくさんのありがとうございます😊です😊

今後ともよろしくお願いします🤲😊

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※包括的認知行動療法/CBIT/呼吸法は全ての方に効果がある訳ではなく、改善度合いも個々様々です

ADHDやASDなど併存する障害により、セッションが難しくなる場合もあります

今回の様に難治性トゥレット症がこれ程まで改善する事例は珍しく、クライアント(当事者)の日々の努力による成果だと思います。

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✉️ tourette.jp@gmail.com